●新聞等掲載情報
2014年6月22日「コメのプリン」製造機開発
◆過去の新聞等掲載情報はこちら
■2015/03/25H26年度卒業式が行われました。
H26年度卒業式が行われました。本研究室からはB4の北村・三井、M2の小山・蔡が卒業しました。
新天地で頑張ってください。
(文責:南)
■2015/03/17ブディーノデリーゾがMOOK本で紹介されます。
3月19日(木)に全国の書店にて「大学生まれの食品 おいしいお取り寄せ」が
(株)双葉社より発刊されることになりました。予価1000円+消費税です。大学
発の食品に興味のある方はぜひお求めください。今年も大学は美味しい(新宿高
島屋5/28〜6/3)で販売しますので、よろしくお願いします。
(文責:北村)
■2015/03/04フードロスゼロトマト加工の現地試験を行いました。
学術指導契約に基づき、トマト塩麹(トマトソース)生産者の高柳氏(行方市)を往訪し、マイクロウエ
ットミリングによるトマトソース加工残渣の微細化試験を行いました。原料移送用ポンプの不調により手
動での原料投入となりましたが、複数回処理により、トマト外皮や種子を概ね微細化できることを確認し
、当該粉砕法の他用途利用の可能性を見出すことができました。トマト種子・果皮の健康機能性成分に価
値が求められれば、トマト塩麹の付加価値アップが期待できます。
(文責:北村)
■2015/03/02茨城県行方市農業生産研究会の試験研究に協力しました。
県普及センターが世話人を務める行方市の農業生産研究会「なめかた穣会」によるサツマイモ加工食品の
研究開発に、北村ら(教員&B4)が協力しました。加熱・非加熱の原料さつまいも(行方市農家・野原氏
作)はいずれも驚くほどの糖度(試食のみ)を示しており、マイクロウエットミリングの加工特性にマッ
チしている様子でした。ライスミルクとは異なるアウトプットの開発支援により地元生産者の熱い思いに
応えられるよう、引き続き協力していきたいと考えます。
(文責:北村)
■2015/02/272月27日にあさひやで追いコンを行いました。
2月27日にあさひやで追いコンを行いました。今年度はM2の小山、蔡とB4の北村が卒業となります。
M2の先輩方にはこれまでお世話になった感謝の意を込めて、在校生からアルバムと彫刻ボトルをプ
レゼントしました。これまで研究室を引っ張ってきた先輩方が抜けてしまうのはとてもさみしく、
不安な気持ちもありますが、これからは私たちが引っ張っていけるよう頑張っていきたいと思いま
す。M2の先輩方のこれからのご活躍を期待しています。B4の北村は引き続き大学院生として研究室
に残りますので、これからも一緒に頑張っていきたいです。
(文責:中村)
■2015/02/24-25ライスミルクの研究開発の打合せに出かけてきました。
北村(教員)が、福井県の力泉酒造の要請を受けて、ライスミルク加工の技術説明に出かけてきました。
力泉酒造はコメの消費を担ってきた地元酒造会社ですが、今後はライスミルク加工に挑戦して新たな市場
開拓と地域水田農業の復興を担われる意気込みでした。副業とされているそば処でいただいた社長自らの
手打ち100%ソバは格別でした。その後、ライスプリン「ブディーノデリーゾ」製造委託先のフレッグ食品
を訪問し、旧来の石臼デコレーションを横目に製造現場にお邪魔して、原料の調合から充填、レトルト加
工、急冷までの工程を視察いたしました。安全安心のモノづくり現場をこの目で確かめられたことは大き
な収穫でした。
(文責:北村)
■2015/02/23平成26年度修士論文発表会が行われました。
修士論文発表会が行われました。本研究室からは小山、蔡の二名が発表を行いました。
■2015/02/18-19新潟県を訪問しました。
北村(教員)と南(M1)で新潟県へ行ってきました。新潟県の農場見学に引き続き、酒蔵を訪問しました。
あきは農場さんでは低カリウムレタスを栽培していました。低カリウムレタスは腎臓を患っている方でも
食べられるそうです。野菜の栽培ですが、新しい価値を付加するという点で、私の研究に近しいものを感
じました。酒蔵は、今代司酒造と加茂錦酒造を訪問しました。今代司酒造さんでは日本酒だけでなく、漬
物や麹ドリンクなど様々なものを作っていました。商品作りへの熱意・意欲を感じ見習わなければいけな
いなと思いました。。加茂錦酒造さんでは、私の研究について沢山のアドバイスを頂き、非常に勉強になりま
した。今回頂いたアドバイスをしっかりと研究に役立てていきたいと思います。最後になりましたが、今
回新潟訪問に当たり、訪問先の調整や、現地での案内をして頂いたエコ・ライス新潟豊永様、訪問先の皆
様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。非常に有意義な新潟訪問でした。
(文責:南)
■2015/02/13平成26年度 環境工学コース卒業研究発表会が行われました。
平成26年度 環境工学コース卒業研究発表会が2月13日に行われました。北村研からはグローバル30 の学
生を含む三名の生徒が発表を行いました。卒業研究の集大成となるこの場で、それぞれが自分の研究の成
果を12分の発表に注ぎました。個人的な感想を述べると、一年間の頑張りが足りなかったと、後悔とふが
いなさを感じる発表でありました。一方で、M1の先輩方をはじめとした北村研の方には本当にお世話にな
りました。発表の仕方からスライドの作成まで細かく指導してくださり、また発表練習にも何度も付き合
ってくださいました。このような先輩方の支え、御指導のおかげで、自分の研究についての最高の発表が
出来たと感じています。これから北村研に入ってくる後輩たちに、先輩方がしてくれたように力添えし、
恩返しをしていきたいと感じた卒研発表でありました。最後に、北村研のすべての方に御礼申し上げて、
卒研発表の報告とさせていただきます。
(文責:まいさん)
■2015/02/07公開セミナー「農業にバイオガス発電を」に参加してきました
茨城県立中央高等学校において公開セミナーが開催されました。教員の北村も講演を行い、付添としてM1の
田中で参加しました。主にバイオガスとスターリングエンジンの基本的な知識、課題及び現状について講演
が行われました。講演は教員だけでなく、中央高校科学部所属の学生も研究発表を行いました。高校生であ
りながら私では考え付かないような面白いアプローチでバイオガスの問題点に触れており、感心したと同時
に、同じ研究者として身の引き締まる思いでした。またスターリングエンジンに関して私は未熟であり、講
演の理解に苦しみましたが、実際にエンジンを稼働させる視覚的な実験が行われ、興味を惹かれました。こ
れを機にスターリングエンジンの勉強をしようと思います。今回の公演で様々な新しい知識、刺激、着眼点
が得られたので、今後の研究にも活かしていこうと思います。
(文責:TANAKA)
■2015/02/02-065日間連続J-WAVEでライスミルクを紹介します
北村(教員)がライスミルクの現状や課題について,J-WAVEのTOKYO MORNING RADIOのコンテンツ(朝8:25から数分間)で解説を行いますので,ぜひチューニ ングしてください。 ●放送日時 ******************************************************* J-WAVE(81.3MHz) 『JAM The World』(20時~21時50分) 公式HP http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
2月2日(月)〜2月6日(金) 『JAM The World』内ワンコーナー 『CASEFILE』(21時25分~30分ごろ予定) radikoですと、パソコンやi-Phoneなどでも聴取可能。 http://radiko.jp/ *******************************************************(文責:北村)
■2015/01/22キャリアパスセミナーでOBが講演を行いました。
昭和産業設備技術部グループリーダーを務める永井俊彦氏(当研究室OB,1986年
学類卒,1988年環境科学科修士修了)による講演(全4課題)が行われ,会社概
要の説明からこれまでの業務経験についてご紹介いただきました。若いうちから
数億円規模の社内プロジェクトをいくつもこなされた話は,もちろん社風もある
のでしょうが,大手企業ならではのトピックスと感じました。また農学系エンジ
ニアとしての役割や特性なども丁寧に説明され,学生のキャリアアップマインド
を大いに刺激したようでした
(文責:北村)
■2015/01/13第2回アジアバイオマス科学会議に参加しました。
第2回アジアバイオマス科学会議に参加しました。本研究室からは田中(M1)が参加し、木質廃液の
メタン発酵に関するポスター発表をしました。私たちの研究室出身であるOB滝沢(東北大学所属)も
参加しました。アジアバイオマス科学会議はバイオマス利用の国際学会であり、私にとって専門が近
い初めての国際学会でした。発表はすべて英語で行われ、普段あまり英語を話さない私にとって英語
でコミュニケーションをとることは大変でした。自分の力不足を痛感しました。発表された内容につ
いては、今話題の藻類バイオマスから、木質バイオマス、バイオエタノール等多種多様なバイオマス
に関連する研究が報告されていました。どの発表も私と分野とは少し異なり、興味深いものばかりで
した。今回の学会で様々な人の発表を聞き、とてもよい刺激になった一方、自分の英語能力が不十分
であることを痛感しました。この経験を次の研究に生かそうと思います。
(文責:田中)
■2014/12/19新年1月5日(月)NHK首都圏ネットワークでライスミルクが紹介されます。
北村(教員)、小山(M2)、田中(M1)、南(M1)、北村(B4)がNHKの取材に
応じて、当研究室のライスミルクの技術紹介を行いました。当日の模様は来年1
月5日(月)16:55から「ゆうどき」で詳しく放映される予定で
す。ぜひご覧ください。詳細はこちら
(文責:北村)
■2014/12/12農業食料工学会で招待講演を行いました。
北村(教員)は、農業食料工学会シンポジウム第19回テクノフェスタ ―農を元気
にする新製品・IT 先端技術開発―,5.穀物乾燥調製・品質評価用機械分科会テーマ:
農を元気にする新製品・IT先端技術開発において「マイクロウエットミリングによる農産物の高付加価値化」
と題する話題提供を行いました。詳細はこちら→http://www.j-sam.org/event01.html
(文責:北村)
■2014/11/15秋季スポーツデーに参加しました。
去る11/15はスポーツデーでした!略してスポデー!
去年の初戦敗退の屈辱を晴らすべく、デニさんの北村研、バレーボールの部に出場。
初戦の相手は男性ばかりの男チーム・・・
めっちゃ強そうなんですけど・・・
ザヒールさん: Oh, that team!? Impossible!!
ところがどっこい、非常に良い試合を繰り広げ、接戦の末の大勝利!
ザヒールサーブと小山さんのネット際攻略が功を奏しました。
不可能と思われる試合を制したデニさんの北村研、次の相手は“資源4年”チーム。
後輩チームだと!?負けたくない!と意気込みつつも、資源4年は最強を破っての2回戦進出チーム、かなり手ごわい相手でした。
向こうは経験者を何人もそろえており、デニさんの北村研、なすすべなく完敗・・・
敗因はやはり、年齢の差というところでしょうか・・・
資源4年チーム、平均年齢22歳。デニさんの北村研、25歳・・・
かたや20を過ぎたばかりの若者で、こちらは四 捨五入すると三十路、そろそろ腰がつらくなる年齢です。
2回戦で負けてしまったものの、デニさんの北村研、念願の1回戦勝利を成し遂げ、満足な結果であったと思います。
来年もまた頑張るぞー!!
(文責:まいさん)
■2014/11/13国際農学ESD(Ag-ESD)シンポジウム2014に参加しました。
2014年11月10日〜11月14日に、国際農学ESD(Ag-ESD)シンポジウムが開催されました。テーマは『農業・食料・食品のプレミアム化』です。本研究室の学類生・院生の全員がポスターセッションに参加しました。喜ばしいのは、小山優(M2)・蔡(M2)が『Outstanding Poster Award』を受賞しました。
今回の国際シンポジウムの発表を通じて、各国の人々との交流や、今後の研究に役立つアドバイスが得られて、すごくいい経験でした。
来年も参加し、受賞できるように頑張っていきたいと考えています。
(文責:蔡・TANAKA)
■2014/11/11-12Ag-ESDで招待講演とエクスカーションガイドを務めました。
ESD第2日目にHow About Rice Made Cheese? - Development of Value-added
Rice - と題した招待講演を行い、海外からの訪問研究者と活発な意見交換を行
いました。また3日のエクスカーションに同行し、東京浅草の即席観光ガイドを
務め、国際親善にも一役買いました。
(文責:北村)
■2014/11/04日経トレンディ誌にライスミルクが紹介されました。
日経トレンディ12月号の「2015ヒット予測」でライスミルクが堂々の第4位にラ
ンクイン,紹介されました。詳しくはぜひ掲載誌をご覧ください。
(文責:北村)
■2014/11/1-2学園祭2014に「安全安心なシフォンと新加工食品」で出店しました。
今年も学園祭に出店しました。手伝ってくれた三年生2人を含め、総勢16名で商品の製造・販売に取り組みました。
商品は、毎年恒例のシフォンケーキ、つくば市産有機さつま芋(紅はるか)を用いたアイスクリーム、当研究室の持つ湿式粉
砕技術を用いたお米が原料のプリンと食品研ならではのスイーツを揃えました。前夜祭(11/1)は雨天のため残念ながらほと
んど販売できなかったのですが、本祭1日目(11/2)は天候に恵まれ、何とか赤字は免れました(笑)。慣れない準備で色々と
大変でしたが、メンバー一丸となって楽しく乗り切れたと感じています。
(文責:三井)
■2014/10/24行方市へ食品加工の応援に出かけました
MaiandYukiand me (APo) went to Namegata-shi's 高ニ風の農園, and together with the Mr. Takayanagi grinding tomato
experiment by Micro Wet Milling System (MWM) . During the experiment, the learning method to use MWM and material
handling skills were instructed. And Mr. Takayanagi had a very positive discussion during grinding tomato problems
encountered with us. By this experience, I think I can learn more about how my future experiments should be the
appropriate action. Also it is very grateful to Mr.Takayanagi and Sakamoto warm welcome and generous advice. I think
this is my very memorable experience in Japan.
(文責:APo)
■2014/10/224年生が卒業研究の中間発表を行いました。
総合研究棟A110にて、北村、三井、王が卒業研究の途中経過を報告しました。それぞれのテーマは
「アマチャヅル抽出液の生成と発酵」、「廃棄農作物のバイオガス変換」、
「Processing of Whole Mulberry Wine with Micro Wet Milling System」です。先生および研究室の
先輩方、当日の朝まで発表スライドや全体の流れについてアドバイスを頂き、ありがとうございました。
12分間の発表後の質疑応答では、他研究室の先生方から鋭い指摘も受けましたが、研究テーマや今後の
方向性を考える良いきっかけとなりました。4年生一同、引き続き実験データ収集に努めていきます。
(文責:みっちー)
■2014/09/29-30 ゼミ旅行で埼玉県に行きました。
毎年の恒例行事、ゼミ旅行を行いました。今年は主に埼玉県の方へと赴き、工場やセンターなど計6カ所を訪問し、
見学・勉強させていただきました。予定外のことやアクシデントなどもありましたが無事に終えることが出来ました。
これも多大な協力をしてくださった見学先の皆様におかげです。この場を借りて深く御礼申し上げます。また、下車駅のアナウンス不足や
昼食場所の情報の誤りなど至らぬ点も多々ありましたが、楽しく無事に終えられたのは研究室のメンバーのおかげです。とても有意義なゼミ旅行でした。
◎1日目
[新河岸川水循環センター]
埼玉県の下水処理施設を見学させていただきました。下水処理の仕組みや、原理、処理量などを詳しく説明して頂きました。
また実際に施設の見学もさせていただき、下水がきれいに浄化されていく様子を観察することが出来ました。とても汚かった水が浄化され、最終的にとてもきれいで
透明度の高い水となる様子には驚かされました。
(文責:MINAMI)
[オリエンタル酵母工業株式会社]
酵母の製造工程を見学させていただきました。工場内は、糖蜜の甘い匂いがしていました。工場に入る際、アクセサリーなどの小物やポケットの中身など
落下する恐れがあるものは全て取り外し、ヘルメットや白衣を着用しました。食を扱う会社として安全管理を徹底されていると感じました。
酵母の製造工程だけではなく、製造・成型された酵母の試食といった面白い経験をすることも出来ました。
[川越駅周辺散策]
情緒あふれる街川越の散策を行いました。昔ながらの建物が多く立ち並べ、風情を感じました。少し遅い時間だったこともあり
多くの店がすでに閉まっていたのが残念でした。時の鐘や大正通りなどを見て回りました。よいリフレッシュになったと思います。
◎2日目
[東洋ライスサイタマ工場]
私たちが普段食べているお米がどのように作られているのか見学しました。また無洗米についても詳しく解説して頂きました。
工場内はほとんど機械化が進んでおり、米が散らばったり虫や小動物が中に入らないような工夫がいたるところになされていました。
また、異物除去に関していくつもの方法が用いられており、徹底的に行われていると感じました。お米の美味しい炊き方や、ご飯の試食などもさせていただき
とても楽しかったです。
[太平洋セメント]
埼玉工場の生ごみ処理システムを見学させていただきました。また太平洋セメントの施設の屋上約70mのところに登らせていただき
太平洋セメントの全景を眺めました。生ごみがセメント工場で処理されていることにとても驚きました。また処理されたものがセメント
の材料になることもとても面白いと感じました。工場全体の施設や装置の規模が今まで見たこともないくらい大きく、SF映画のワンシーンような
不思議な印象を受けました。
[長沢酒造]
長沢酒造を見学させていただきました。残念ながら日本酒シーズン外ということで仕込みの様子や装置などは見ることができませんでしたが
日本酒の作り方や歴史、材料などについて詳しく説明していただき、とても勉強になりました。また日本酒の試飲もさせていただきました。
すっきりとしていて飲みやすく美味しい日本酒でした。
(文責:南)
■2014/08/26-27 Business trip to investigate the Vacuum spray drying process at Tanabe Industries, Ltd, Inc, Hyogo Prefecture.
On August 26 Me (Zahir) and Prof. Yutaka Kitamura Sensei started our business trip to investigate the
Vacuum spray drying process and feasibility of making orange powder in Tanabe Industries, Ltd, Inc,
Research and Development office, at Himeji, Hyogo Prefecture. On August 27 we reached Tanabe
industry. We discussed about my research plan and feasibility with Mr. Yamano Yoshitsugu, Mr.
Hidekazu Wataki and Mr. Ka-Yamazaki. Then we investigated the small scale and large scale Vacuum
Spray dryer and its different features and principles of operations. All of the officials cooperate us and
we were delighted by their hospitality. On that day we visited the beautiful Architect Himeji Castle
and previous day we also visited the some beautiful places at Kobe. Really the trip was enjoyable and
learning too.
(文責:Zahir)
夏休みの終わりが迫った8月24日、筑波大学のオープンキャンパスが行われました。
ポスター展示やお茶の試飲、MWMの見学やバイオガスの臭いをかいでみたりと、様々なことを行いましたが、
やはり北村研といえばスタンプラリー景品のアイスクリーム!しかも今年はピーマン味の驚きのアイスを配布致しました。
見学に来てくれた高校生たちは皆何のアイスクリーム?(アイスの味は秘密です)と首をかしげていましたが、一様においしいと言って食べてくれました。
高校生の皆様、筑波大学へ入学したら、食品バイオマス工学北村研究室はいかがですか?
(文責:まい)
■2014/08/12 行方市イブニング勉強会で出前講義をしました。
本学と連携協定を結ぶ行方市において,北村が「農産食品ファイトケミカルの健
康機能性と熱感受性」と題した講演をあそう温泉内分庁舎にて行いました.お盆
直前の18時からの夜間講義に地元から勉強熱心な市民が参加され,行方農業振
興・食品加工を話題に据えての総合討論は大変盛り上がりました.会のお膳立て
から送迎の労を取っていただいたクリエイトキューブ日辻代表にはこの場を借り
て御礼申し上げます.
(文責:北村)
■2014/08/6-9 農業機械学会関東支部大会研究発表会,同見学会,おさだ製茶視察会に参加しま した。
北村(教員)は静岡県袋井市のエコパスタジアムで開催された学会大会に出席し
ました.同会場は日韓サッカーワールドカップの試合場にもなったところで,情
報交換会はグランドを大窓から一望できるVIPルームで行われました.2日目は舞
さん(B4)と合流し,乾燥機で有名な静岡製機,お茶の作業機械で国内NO.1シェ
アを有するカワサキ機工,お茶博物館,県茶業試験場,丸東製茶工場,茶草場な
ど多くの農業・農産関係の施設を回りました.特にお茶の収穫から加工に至る工
程を一貫して視察することができ,大変勉強になった充実した見学会でした(文
責:ここまで北村).静岡出張2日目は,製茶工場おさだ苑で微生物制御発酵茶
「山吹撫子」の製造工程を見学して参りました.微生物制御発酵茶と特定の微生
物のみを用いて発酵の各過程を制御する新しい発酵茶のこと.自然発酵させるプ
ーアル茶などと異なり,雑菌が混入しないためカビ臭さがなく,すっきりとした
味わいが特徴です.「山吹撫子」では麹菌で茶葉を発酵させることにより,新規
ポリフェノール成分であるテアデノールが生産され,ダイエットや健康に良いと
されています.工場見学の中でも特に驚いたのがその製造過程の多さです.菌の
制御を徹底しているため,殺菌工程だけでも3回,さらに味を深めるために,酵
素による前発酵も行っていました.今回の見学を通じて,茶の発酵に適した菌の
選定や殺菌方法,培養方法など,様々なことを学びました.私は卒研でアマチャ
ヅルの乳酸発酵を行いますが,茶の発酵のノウハウを学ぶとともに,機能性に富
んだ制御発酵茶の可能性を感じ,卒研により一層取り組み新たな発酵茶を開発し
たいと強く感じました.
(文責:まい)
■2014/07/31-8/1 アマチャヅル研究の打合せ・圃場視察を行いました。
北村(教員)は小川生薬(徳島県)を往訪し,生薬植物をテーマとした外部資金
申請に向けた打合せとその収穫作業の見学を行いました.アマチャヅルは写真に
あるように中山間傾斜地でも栽培可能であり,含有サポニンによる保健効果が期
待できることから,過去には爆発的なブームに沸きました.しかしながら健康効
果の実感に乏しかったせいか,アマチャヅル関連製品の多くは市場から消え,今
では栽培する農家もほとんどありません.これからの日本に期待される生薬原料
の国産化,安価な健康食品の開発,中山間農業の振興など,複合的な成果を目指
す共同研究のスクラム結成を確認することができました.
(文責:北村)
■2014/07/30 中国木材鹿島工場を見学しました。
中国木材鹿島工場見学に北村(教員)と田中(M1)で行ってきました。前回の宮の郷木材事業組合見学に引き続き、
木材の製造工程で得られるバイオマス利用を視察してきました。鹿嶋工場では製材に加え、木材の乾燥や樹皮・おが
粉を利用したバイオマス発電を行っています。木材の乾燥では、揮発した木材の成分が乾燥廃液として排出されてい
ますが、産業廃棄物として廃棄されているそうです。また、製材で得られたおが粉・樹皮はバイオマス発電に使用さ
れています。得られた電力は工場で利用され、余剰電力は売電しています。乾燥廃液は10数年、その有効利用方法に
ついて模索されているそうですが実用化はできていません。環境負荷の低減が求められている中、廃棄物の再生利用は
とても重要です。しかしまだ廃棄されているものがあるということ実感しその対策が早急に必要だと感じました。
(文責:TANAKA)
■2014/07/29 J-WAVEでブディーノデリーゾが紹介されました。
J-WAVE TOKYO MORNING RADIOのTHINKING THE NEW STANDARDのコーナーで,事前の電話インタ
ビュー(教員北村)に基づいた,ライスプリン:ブディーノデリーゾの紹介がオンエアされま
した.当日のパーソナリティー別所哲也氏のさわやかな語り口により,玄米ミルクと湿式石臼
粉砕の認知度がさらに高まることが期待されました.
(文責:北村)
■2014/07/25 夏入学生の修了式が行われました。
盧 驚文(D3)が博士課程を修了し、卒業式を迎えました。また、28日には送別会を開催しました。
当研究室の最年長で、長年に渡って研究室を支えてくださった盧さんが去ることはとても寂しいです。
これから盧さん無しで研究室がやっていけるのかとても不安です。しかしその分、どれだけ盧さんに支えられていたのか、
どれだけ存在が大きかったのかを実感しました。卒業をしてしまいますが、これからも北村研を見守って頂ければ幸いです。
益々のご活躍とご検討を期待します。
(文責:小山)
■2014/07/22 筑波大学新技術説明会で講演しました。
北村(教員)がマイクロウエットミリングに関する技術説明をJST東京本部別館ホール (東京・市ヶ谷)にて行いました.講演終了後の個別相談や名刺交換会が今後の技術普及 ・発展につながるようラボのメンバーとがんばりたいと思います.
http://www.jstshingi.jp/abst/2014/tsukuba/program.html
(文責:北村)
■2014/07/07 宮の郷木材事業組合を見学しました。
北村(教員)と田中(M1)が木質バイオマス利用に関する勉強のため宮の郷工業団地、宮の
郷木材事業組合さんの工場見学に行ってきました。宮の郷木材事業組合では山から切り出さ
れた原木を製材、集成材に加工しています。原木は大きさごとの仕分け・樹皮の除去・カッ
トを経て柱や板になります。この過程で副産物として樹皮・おが粉・製材に不適な木材が排
出されます。樹皮は燃焼ボイラーで発電、おが粉は家畜敷料、製材に不適な木材はチップに
され製紙原料として再利用されています。今回の見学で現場を通して木質バイオマスがどの
ように排出され、処理されているかを学ぶことができ非常に有意義な時間を過ごすことがで
きました。
(文責:TANAKA)
■2014/07/03 ラジオ番組に電話出演しました。
J-WAVE JAM THE WORLDのコーナー「HEART TO HEART WE ARE ONE」で電話取材を受け,
マイクロウエットミリングやブディーノデリーゾと震災復興の関わりについて北村
(教員)が紹介しました.
(文責:北村)
■2014/06/30-07/01 現地検討会に参加しました。
農食推進事業(総括研究者杉山純一先生(食総研))の現地検討会で,JAめまんべつ麦類
乾燥調製貯蔵施設の受け入れ施設やJAきたみらい西相内麦乾施設,北見農試を視察すると
ともに,研究検討会に臨席しました.麦のポストハーベストを詳細に視察は初めてのこと
で大変興味深く勉強いたしました.また小麦カビ毒研究の圃場試験は今後ますます高温高
湿化が懸念される生産現場において,重要な役割を果たすことを実感しました.懇親会で
はビアファクトリー併設のレストランを会場に地元北海道産の麦を原料とする多彩なビー
ルの味を堪能しました.北見管内への往訪は網走農大勤務以来およそ20年ぶりでしたが,
その変わらない雄大な景色に見入ってしまいました.
(文責:北村)
■2014/06/23-26 徳島大学へ研修に行きました。
徳島大学薬学部の田中保先生の研究室にて中村(M1)は6/23-26の4日間研修させていただき
ました。研修初日は、田中先生や北村先生の講演やソバミルクの試飲会を行い、その後徳
島県の技術職員の方やソバ会社、生産者の方とお話しすることができました。試飲会や話
し合いでは、ソバミルクの可能性や今後の課題、対策など貴重な意見を聞くことができま
した。また、2日目以降は野菜や穀物中に含まれるリン脂質の抽出、定量方法について実
際に実験を行いながら勉強しました。慣れない作業で戸惑いながらも徳島大学の方が丁寧
に指導してくれたおかげで、楽しく最後まで実験を行うことができました。
(文責:中村)
■2014/06/10-13 FOOMA JAPAN 2014に参加しました。
FOOMA JAPAN 2014が6/10(火)〜6/13(金)に東京ビックサイトで開催されました。本研究室
もアカデミックプラザに出展し、北村(教員),荒木(D1),小山(M2)、北村(B4)が参
加しました。また卒業生 の孫剣鋒さん(中国・河北農業大学・副教授)、宋さん(東京大
学)も出展者として本ブースを訪ねてくれました。 例年に増してハイテク技術や省エネ機
器が目立っていました.さらに、海外からの来客も多く見られ、日本の技術が世界で普及
・活躍すると考えると誇らしく思います.本年度は惜しくもアカデミックプラザ賞を逃し
ましたが、来年には受賞できるよう研究室一同励んでいきたいと思います.
(文責:小山)
■2014/06/02 修士論文課題発表会が行われました。
修士課題論文発表会が行われました。本研究室では田中・南・中村(M1)が修士課題発表を行い、滞りな
く終了しました。私たちの研究室だけではなく、他分野の研究室も発表を行い、他分野の発表は良い刺激
になりました。これから2年弱ですが、他分野にも興味を持ちつつ研究に励みたいと感じました。
(文責:田中)
■2014/06/02 島根県のマルベリー生産組合を視察しました。
6次産業ベンチャー,Feセンスの松崎社長にご同行いただき,島根県桜江町桑茶生産組合を往訪しました.
養蚕衰退後に遊休状態となっていた桑畑を再生された古野理事長の手腕には,地元のみならず県や国から
も大いに期待されているようです.最盛期にある薄ら甘い桑の実は,風がふくたびに落果する不思議な果
実で,ネット収穫に代わる効率的な収穫機の開発が求められています.手を真っ青に染める果実の健康機
能成分は当研究室の健康食品開発素材として有望であり,他の農産物も含めた加工研究のコラボについて
も検討を行いました.
(文責:北村)
■2014/05/27-06/02 第7回大学は美味しい!フェアに初参加しました。
NPO法人プロジェクト88主催の第7回大学は美味しいフェア(新宿タカシマヤ)に初出展しました
(教員北村,D1荒木,M2小山,B4北村,外部協力者).商品はライススラリー研究を活用して当研究室の
学生が作成した基本レシピに基づき,フレッグ食品工業株式会社(斎藤眞理夫社長)の量産化技術により
商品化されたブディーノデリーゾ(BD:クレマ・チョコラート)です.イタリア語でライスプリンを意味
するBDは,EUのコメ王国イタリアへ向けた攻めの農業の展開を見据えて命名されたものです.
初日はお客様も素通りされることが多かったのですが,「マイクロウエットミリングによる玄米ミルク」の
面白さが,NHK首都圏ネットワーク(初日夕方),フジめざましテレビ(二日目朝)で紹介されたことから,
徐々に販売数を増加させ,会期最終日の14時過ぎには無事に完売することができました.日曜には超多忙の
自民党幹事長にもお買い上げいただき,その後の販促に弾みがつきました.
また土曜日には特別講演会を通じて,ライススラリー研究の成果や商品紹介を行い,微細化技術のメカニズム
や応用例を一般の方に知っていただくこともできました.購入者や往訪者の意見や食のトレンドを考慮した新
技術・新商品の研究開発を引き続き行い,来年も本企画に参加したいと考えます.会期中応援に駆け付けてく
た研究室OBの高橋さん,染谷君,守屋さん,斎藤さんに,また商品購入によるご支援をいただいた多くの卒業
生・在校生・保護者や付属校関係者の方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.
■2014/05/29 MWMのプレスリリースの機会をいただきました。
本部棟特別会議室にてメディアを集めた記者会見が行われ,マイクロウエットミリング(MWM)技術の紹介
・説明の機会をいただきました.また当該技術の成果を用いて加工された玄米スイーツ・ブディーノデリーゾ
(ライスプリン)の試食会が学長,副学長の同席も得て執り行なわれました.新宿高島屋で開催中の「第7回
大学は美味しい」での販売に弾みがつくことが期待されます.
(文責:北村)
■2014/05/27 筑波大学HPのTSUKUBA FUTURE #023 に掲載されました。
美味しく、ムダなく、ヘルシーに!〜食品加工の妙案と題した研究室の紹介記事
が掲載されました.5月14日の本部広報室による取材を受けてのもので,泥臭い
研究をおしゃれにアピールしていただきました.
(文責:北村)
■2014/05/18 筑波大学みどり散歩に参加しました。
5月18日(日)、筑波大学総合研究棟A 1階において筑波実験植物園・水戸市植物公園ジョイント
イベント、『筑波大学みどり散歩』が行われました。北村研もこのイベントに参加し、今年度か
ら始まった新しい研究、“アマチャヅルの発酵による健康茶の開発”についてポスター展示をい
たしました。たくさんのお客様がいらした今回のイベント、私たちのブースも大変好評で、説明
に大忙し。多くの方々に北村研での研究を知ってもらう良い機会となりました。「ぜひ研究を成
功させて、アマチャヅル茶を市場に出回らせて下さいね。」という、非常に暖かいお言葉をいた
だき、よりいっそう研究に励もうと決意致しました。
(文責:まいさん)
■2014/05/16-18 農業食料工学会に参加しました。
農業食料工学会第73回年次大会に参加しました。今年は沖縄の琉球大学で行われました。本研究室
からは北村、蘆、デニ、荒木、小山、田中、中村、南の8人が参加し日頃の研究成果を発表しました。
様々な研究発表を聞くことができ、とても良い刺激と勉強になりました。来年も参加することが出来
るよう研究に励みたいです。
(文責:南)
1日目:那覇市内の視察・観光を行いました。沖縄はすでに梅雨入りしていましたが天候に恵まれ良い天気と
なりました。午前中は首里城へ向かい沖縄の歴史や文化を勉強しました。夜は国際通りにて他の大学
の先生方との懇親会を行い、交流を深めました。
(文責:南)
2日目:午前中はキックオフセッションの食料・食品工学部会で北村先生を含む三人の方の講演を聞きまし
た。北村先生の講演では、6次産業化についてとても勉強になりました。お昼ご飯は国際通りで沖縄
名物のタコス・タコライスを食べました。夜は学会の懇親会が開かれ、沖縄ならではの料理や泡盛
などがたくさん食べることができました。また、OBの滝沢さんに再開でき、楽しい時間を過ごすこ
とができました。
(文責:中村)
3日目:研究室メンバーの盧(D3)、荒木・デニ(D1)、小山(M2)、田中・南・中村(M1)が口頭発表しました。
M1の私たちにとって学会での発表は初めてのことなので緊張しましたが、大きな失敗もなく無事発
表を終えました。
(文責:TANAKA)
■2014/04/05 今年度キックオフミーティングが行われました。
新年度の始まりとして毎年恒例のKOM(Kick Off Meeting)を行い、筑波山登山・BBQを
行いました。筑波山登山では前日の雷雨で道が少しぬかるんでいましたが、頂上からス
カイツリーが見えるほど雲一つない快晴であり、絶好の登山日和でした。今年度から北
村杯が開催され、北村(教員)より早く頂上に着いた人には飲み物をプレゼントするこ
とになり、小山(M2)、田中・中村・南(M1)、三井・王(B4)が飲み物をいただきま
した。ごちそう様です。その後、つくばふれあいの里にてBBQを行いました。BBQではイ
スラム教の方々の食文化に触れ、興味深い異文化コミュニケーションができました。
今年度から新しい研究メンバーも増え、新しい環境になりました。そういった中で研究
室の絆も深まり、新年度のKick Offとして良いスタートがきれたと感じました。
(文責:TANAKA)